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南アフリカ

地中海に面した西ケープ州では多くのワイン用ブドウが植えられており、そこから沢山のワインが造られております。

そして、西ケープ州の産地が世界自然遺産の『ケープ植物区保護地域群』にあり、言い換えれば、そのような自然を守るために様々な努力がなされているのです。

夏は気温が非常に高くなりますが、朝晩は冷え込みます。

夏の寒暖差や冬の温度低下により、ブドウ栽培には非常に適した気候であると言えます。

また、ワイン産地としての歴史も実はけっこう長いのです。起源は1655年、オランダの植民地監督者で、南アフリカのケープタウンの植民地を建設したヤン・ファン・リーベックがケープタウンでブドウ栽培を始めたことにあります。その後の1659年には、ワインの生産を始めております。さらにその後の17世紀末には、フランスのユグノー派の人たちが宗教的迫害を逃れるために移住してきて、ワイン産業が発展しました。その為、フランスやイタリアなどのヨーロッパの国々程の歴史はありませんが、アメリカやオーストラリアなどよりはワインの歴史が長いと言えます。

1990年代にアパルトヘイトが撤廃されワインの輸出は急速に拡大しています。

■高品質なワイン
南アフリカでは、2010年よりサスティナビリティ認定シールというのが導入されており、ワインの品質と持続可能性(サスティナビリティ)を保証するもので、95%以上の生産者が認定を受けております。この認定は3年ごとに鑑査を受けることになっており、農薬使用栽培に関する事から、瓶詰されるまで厳しく管理されております。これは、上述の自然遺産保護の為でもあります。

■南アフリカワインの評価
権威ある評論家たちが南アフリカのワインを高く評価していることは、ワインのハード・ラヴァーには結構知られており、中でも有名なのは、ティム・アトキンというイギリス人のマスター・オブ・ワイン取得者が、毎年南アフリカの生産者を格付けしているという事です。ボルドーの様に1級から5級とブルジョワ級に生産者を格付けしており、消費者の目安になっております。ボルドー・メドックの格付けも、元はと言えば万博開催に伴い、来場者の目安になるよう当時の販売価格を基に決めたものでした。ただし、メドックの格付けは残念なことに、1855年に制定されて以降、見直しというものが行われてはおりません。ですが、メドックの1級はヴィンテージによっては10万円ほどになる事もあり、5級の安い物でも数千円と言ったところです。しかし、南アフリカの格付けはまだここ数年の事で、上位生産者の価格上昇も著しい向上には至っておりません。

このように、南アフリカはその気候を生かし、国を挙げて安全なワイン造りを目指し、その安全面だけでなく、品質に至るまでも高く評価されている産地です。また、最近、“フェア・トレード”という言葉を耳にすることもあるかと思いますが、南アフリカワインも大半がフェアトレード製品であります。その為、わたしたちが買う事により、間接的なサポートにも繋がります。高品質で安心・安全、その上、美味しいとあれば、買わずにはいられませんよね?

  • 西ケープ州

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