酒造りの神様と呼ばれる農口尚彦杜氏の88歳(米寿)を記念してリリースされたお酒。
今季醸した日本酒の中から、農口氏と蔵人たちで選定したものを今年いっぱいかけて5種類、各888本づつリリースします。
第四弾は兵庫県産の愛山を100%使用し、農口杜氏の代名詞でもある「山廃造り」で醸された新酒です。
農口氏が一生をかけて突き詰めている「酒造り」が次世代に受け継がれてゆく様を、是非とも体感して下さい!
【農口尚彦研究所】
「現代の名工」にも認定され、「酒づくりの神様」の異名を持つ、能登杜氏四天王として日本で最も有名な杜氏の一人、農口尚彦氏。農口尚彦研究所は、約70年間におよぶ酒造り人生の集大成として最後にして最高の「魂の酒」造りに挑むため、また数々の銘酒を生み出し、業界に多大な影響を与え続けてきた農口氏の酒造りにおける匠の技術、精神、生き様を研究し、次世代に継承することをコンセプトとして2017年11月に開業しました。
農口氏は40年あまりにわたって数値データをノートに書きためてきました。それは感覚値を最小限にし、理想の酒に少しでも近づくための科学的アプローチでした。今なお理想のお酒を探求し続ける農口氏の希望で最新の機器を導入し、若手の蔵人たちとその精度を高めていくそう。農口氏の人生を掛けたプロジェクトは今後も注目です。