明るくて優しい半オレンジワイン
最初に半オレンジワインと書いたのは、このワインにはサンソー50% シュナン・ブラン30% ユニ・ブラン20%
が使われているのですが、サンソーとシュナン・ブランはダイレクトプレスして果汁のみ、
ユニ・ブランはマセラシオンと、白ワインとオレンジワインが混ざっているからです。
濁りのある淡い橙色に、白桃やスモモ、フレッシュなトロピカルフルーツなどの香りがあります。
硬めの白桃のような果実味と柑橘の風味、余韻には優しい渋みとほのかに塩味を感じ、柔らかな旨みが長く続きます。
ラベルも印象的で、北斎の絵からインスピレーションを得たそうです。
とても優しく、ふんわりとしたオレンジワインです。
オリヴィエ・コエンは、大学時代、法律を学びながらニースの人気自然派カーヴ、ラ・パー・デ・ザンジュで働き、そ の後ティエリー・アルマンやフィリップ・ヴァレット、フレデリック・リヴァトンなどから栽培と醸造を学び、 3年後、自分のドメーヌを立ち上げました。
オリヴィエは慣習にとらわれず、自分が美味しいと思えば、通常はやらないような方法でもワインを造っています。