奈良県産の「秋津穂」を贅沢にも22%まで磨いた生酒。通常モロミを分離する際、袋吊りや槽搾り、自動圧搾機、遠心分離器といった様々な道具を使用します。しかしこのTYPEは、油長酒造独自の発酵タンクを使い、「Sleep Separate」製法で分離。「Sleep Separate」製法とは、発酵中のタンクの中で対流し、動くモロミを休眠化。そうすることで、比重の重い部分が沈み酒粕に、軽いものは上澄みになるのです。モロミの組織を破壊することなく分離したことで、驚くほどクリアな透明感のある味わいが楽しめます。まさに無垢にして上質、油長酒造の新たな挑戦酒をご堪能ください。
<氷結採りのメカニズムの要点>
①モロミの組織(米粒)を破壊する事無く日本酒を分離するため、雑味が溶出せず、酒質の透明感が圧倒的。
②移り香りゼロ。(布、木、樹脂などの香りが付かない)
③溶存酸素濃度を低減し、生老ねしにくい生酒。