「無有(むう)」という名前は、農薬を無くす事により、農家と酒蔵双方の想いの有る、新たな価値有るものが生まれた。そんな気持ちを込め名付けられました。ラベルもこのお酒の売りである「米」を前面に出したデザインとなっています。
農薬を使用せずに無肥料で栽培したお米で仕込んだお酒は、清らかで独特の優しさと柔らかさがあります。
冷やよりもぬる燗で飲むのがお勧めです。
【冨田酒造】
-湖北地域ならではの「地の酒」を表現-
豊臣秀吉が初めて城を持った歴史ある町で460余年続く酒蔵。海がない地域のため、保存に適した濃い味付けや発酵文化が根付いた地元の食文化には同じく濃い味のお酒が求められてきましたが、15代目蔵元・冨田泰伸氏は洋食(オイリーなもの)や現代の食文化にも寄り添える酒質を織り交ぜながら今日の『七本鎗』のスタイルを築き上げました。100%無農薬米で醸した純米酒『七本鎗 無有(むう)』の醸造・販売は2010年からスタート。米農家・家倉敬和氏との出会いをきっかけに、農業大国滋賀県の人間として「お米は農薬を使わないと育たないという常識を変えていきたい」という意味合いも込められています。