鳳凰美田ブランドの中でも、栃木県にある藤田農園の藤田芳(ふじたかんばし)氏が栽培した酒米を使用していることから命名されたお酒です。
藤田芳さんは酒米「雄山錦」に惚れ、本場富山県へ足を運び雄山錦を学んで「藤田農園の雄山錦」を作り上げたそうです。
生命力の高いお米で、力強く濃醇な味わい。食中酒としても楽しめる鳳凰美田スタイルのスムーズな後引きはそのままに、フルボディを特徴とする逸品です。
※要冷蔵
藤田芳さんは有機農業の情報が少ない時代から、生産している野菜や米を全て有機農業に切り替えた先駆者。JAS規格有機農産物の審査会でも、「なす」が一位に輝いた実績があります。生き物の命や働きに感謝して農業を営む姿は人間性としても学ぶものがあり、小林酒造さんはそんな藤田芳さんに敬意を表してこの名をつけています。
【小林酒造】
蔵のある栃木県小山市(旧 美田村)は、日光連山の伏流水に恵まれ、酒蔵も多く美しい田んぼや自然に囲まれています。
夏は短く冬は冷え込む土地ですが、雪は少なくとても日本酒造りに適した場所。仕込み水は中軟水で柔らかい酒質のお酒を醸す吟醸蔵です。
酒造りにおいて重要と考えているのは麹造り。繊細な作業と温度管理から造られる麹は、長年積み重ねてきたデータと経験を基に、毎年異なる白米の状態に合わせた麹を造っています。
安定した麹造りにより、毎年安定した酒質を保ち、お客様に納得していただける日本酒をお届けできるようできるようにという思いが込められています。