幻の酒米とされる愛山から造られた東洋美人の限定品。
気品ある落ち着いた香りに、ふっくらとした愛山らしいジューシーさと長い余韻が楽しめます。
それでいて全体的な印象は東洋美人のコンセプトである「稲をくぐり抜けた水でありたい」を体現した透明感のある飲み心地。
合わせる料理を選ばず、普段の食事はもちろん、記念日や特別な日の場を一段と華やかに引き立てる1本です。
【澄川酒造場】
創業は1921年。十四代で修行をつんだ蔵元は澄川宜史さん。長崎から関門海峡を渡り、50kmほど島根方面へ行った所にある豊かな自然に囲まれた阿武郡田万川町に、澄川酒造場はあります。
2013年7月28日の豪雨で被災した際に数千本のお酒が流され、歴史を伝える家屋や新築の貯蔵庫、米の蒸し器から瓶詰め機まで浸水。同年の9月、初旬に始めるはずだった新酒造りを前に壊滅状態に。北は宮城県、南は鹿児島県から蔵元や酒販店の従業員がかけつけ懸命な復旧作業により、年内に「蔵の改築」と「酒の仕込み」を再開しました。
そんな原点に戻った東洋美人は少しづつ歩み続け、全国でもファンの多い素晴らしいお酒を醸し続けています。