ジャン=フランソワ・ミレー×七賢が贈る
とっておきのスパークリング サケ。
バルビゾンの大地、そして人間を描き数々の作品を世に残してきた、19世紀のフランスの画家『ジャン=フランソワ・ミレー』。
そして、白州の自然の恵みとともに、新たなる日本酒を生み出す七賢醸造家『北原亮庫』。
時代、国、分野、全く異なる世界の両者が出会い、とっておきの日本酒が誕生。
『時間の経過とともに表情が変わるこの酒の魅力は、あくなき探究を続けるミレーの姿と重なる。』と語る北原氏。
今回は山梨県北杜市でお酒を醸す七賢ということもあり、山梨県立美術館に所蔵されているフランソワの作品「種をまく人」をラベルに採用し、そのイメージを味わいにも反映させたといいます。
またとない ひとしずく
2006年に醸造された大吟醸古酒を仕込み水の一部に使用し、白州の水の清らかさをぞんぶんに生かしたスパークリング サケ。
2種類の酵母で味わいの奥深さそして幅広さを表現した、大地のエネルギーを感じる一本です。
そして、ひと口含むと爽やかな果実味やトースティーな穀物感など、繊細な泡にうっとりすると同時に複雑な味わいの層に驚かされるでしょう。
懸命に生きる農民たちの姿や自然の風景を力強く描いた「種をまく人」にように力強く、芯のある印象です。
是非、メイン料理と共にお楽しみください。
北原氏のEXPRESSION
山梨で暮らすということ。
それは自然を知ること。
人間本来の営みを知ること。
それはまるでジャン=フランソワ・ミレーが描いてきた世界のよう。
装飾に飾られた不安定な虚像ではなく、そこには生々しい人間の息遣いと現実が在る。
地を耕し、種をまく。そして時が来て収穫する。
決してあらがうことなく、たおやかに自然を受け入れる勇気。
これこそ私が重ねたジャン=フランソワ・ミレーとのEXPRESSION。
1849年、バルビゾンの地で新たな歩みを始めたジャン=フランソワ・ミレー。
あなたの揺るぎない想いと眼差しに重ねて私も種をまく。
遅すぎることなどない。
我々も新たな一歩を踏み出し、未来に種をまこう。
大切なのは踏み出す一歩。
SHICHIKEN SPARKLING SAKE EXPRESSION 2006
今作品を第一作品目とし、七賢は今後3年間かけて、同じくジャン=フランソワ・ミレーとのコラボを継続展開していくと公表しました。
来年以降に「落ち穂拾い、夏」と「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」をテーマにした日本酒を発表予定です。
また、今作品のラベル制作には、グラフィックデザイナーの葛西薫氏・中山智裕氏が携わり、より洗練された印象に仕上がりました。
「種をまく人」「落ち穂拾い、夏」「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」これらは全て、
自然とともに生きる人々を描いたミレーの画歴において記念碑的な作品と言うことができます。
19世紀のミレーの視点は、人と自然の関係が問われる現代においてこそ重要な意味を持つと言えるでしょう。