刻"TOKI"が織りなす新しい出会い
2021年で、創業135周年をむかえた永井酒造。
『美しい自然に囲まれた、地元・群馬県川場村を表現するきれいなお酒』として醸される数々の日本酒は、代表銘柄『水芭蕉/MIZUBASHO』をはじめ、今では世界で愛されています。
『伝統と革新』を心に日々新しい日本酒の価値創造に向けて、新しい挑戦を続けてきた永井酒造。
2008年には世界初の本格的な瓶内二次発酵のスパークリング日本酒として『MIZUBASHO PURE』をリリース。
そして2013年には熟成日本酒『水芭蕉ヴィンテージ2004』、その翌年にはデザート酒をリリースし、『Nagai Style』として食とのペアリングを提案し、日本酒の新たな可能性を示してきました。
そうして永井酒造は、創業135周年を迎えた昨年、長年計画してきた『熟成酒のスペシャルセレクション』をリリース。
長期熟成されたワインのように『複雑な味わいを持ちながら繊細で余韻が永く、エレガントで心地よい存在感が続く』そんな日本酒を造りたいという想いで、熟成日本酒への挑戦が始まりました。
今作品は昨年リリースされた「創業135周年記念 MIZUBASHO 熟成酒3本セット」の中のひとつです。
セットでしか販売していないお酒でしたが、皆様のお声にお応えしてついに単品販売が開始いたします。
今回お届けする「水芭蕉 2008 ヴィンテージ」は2004、5、6年に続く、低温熟成で醸したヴィンテージシリーズ4作品目。
ほんのりと淡いレモンイエローの輝き、熟した果実やナッツ、クリームブリュレのような甘い香りが美しく、氷温熟成ゆえの樽からくるロースト香は抑えめで、バニラ香のみが綺麗に表れています。
とってもなめらかな口当たりに、複雑で繊細ながらもふくらみのある味わい。
永く続く深みのあるエレガントな余韻に浸る贅沢を、感じられる1本です。
蔵が保有する熟成酒は全て-3℃~-5℃の常温セラーにて保存。
永井氏はじめ日本酒やワインのスペシャリスト4人が定期的にテイスティングを行い、熟成酒のコンディションを徹底的に管理しています。
ぜひ、この機会をお見逃しなく。