高知県の中でも、そのままの姿で出荷する「玉ゆず」をメインとする唯一の地域で、日本一の出荷量を誇る物部地区や嶺北地区産の「本柚子」を使用。
その本柚子を皮ごと優しく搾り、酸味や苦味が少なく甘味を感じられるように仕上げた果汁を使用しています。
穏やかな香りとやさしい酸味の久保田 千寿 純米吟醸をベースにすることで、ゆず本来の爽やかな香りとほのかな甘味を引き立てています。
ロックでもストレートでも飲みやすい軽やかな飲み口です。
【朝日酒造歴史】
1830年(吉田松陰、大久保利通が生まれた年)、新潟県長岡市朝日(現所在地と同じ)に久保田屋として創業。約190年の歴史を持つ蔵元さんです。
品質第一を家訓に、朝日地内の地下水脈の軟水で仕込まれるお酒は、その当時からすっきり芳醇な酒質で親しまれました。
その後、1920年(大正9年)に朝日酒造株式会社となり、現在の朝日酒造の原型が誕生しました。
【お米こだわり】
現代の蔵元の取り組みとして、「酒造りは米づくりから」を合言葉に、契約栽培農家と連携して20数年。地域と一体となった米づくりから彼らの造りはスタートします。朝日酒造の社員は、社員田での稲作体験に参加するなど、米造りもしっかりと学びます。また、農業生産法人「有限会社あさひ農研」を設立し、地域の農業を守りながら、朝日酒造に適したお米造りを育成していくプロジェクトも進んでいます。
【酒造りの技のこだわり】
仕込み水は創業当時から変わらない、朝日地内の地下水脈の軟水です。
お酒造りの設備は手段であって、目的ではありません。品質本位のお酒造りを行う為の充実です。
また、酒造りの技は、数値や手順だけで語れない部分があります。その先人たちが頑なに順守してきた、工程。それを伝承するべく、「酒造り技能伝承システムの構築」をスタートし、若手社員だけで酒を造る事や全社員を対象にした知識と実践を学ぶ朝日大学清酒学校を行っております。