
千田酒造
所在地:宮城県栗原市栗駒中野北畑中63?1
創業 :1915年(大正4年)
代表銘柄:栗駒山(くりこまやま)

<ただならぬ水へのこだわり>
1920年(大正9年)に創業した蔵元。栗原市金成で農業と麹造りをしていた初代・千田養治郎氏が、鶯沢町の造り酒屋を譲り受けて酒造業を始めた事がきっかけです。お米は遠くからも調達できるし人も移動できる。だけれど水だけは動かせない。そう言い切る蔵元は1937年にクリアでキレのいい栗駒山の伏流水を求め栗駒中野に工場移転へと踏み切ります。誕生した銘柄を『栗駒山』として命名しました。目指す酒質は伏流水の如く、クリアでキレのあるフレッシュでさわやか。全ては「水」にこだわるからこそ生み出される味わいです。

<変わらぬ味わいを求めて・・・>
栗駒山の酒質を特徴づけるものは伏流水だけではありません。きめ細かいデータ管理とその蓄積がブレの無い精度の高い酒質を生み出します。原料処理に関わる工程をきちんと数値データとして管理し、数値以外にも見たこと、感じたことを全て書き込みます。徹底した酒造りデータは、まさに栗駒山の真髄とも言えます。