
阿部勘酒造店
所在地:宮城県塩竈市西町3丁目3?9
創業 :1716年(亨保元年)
代表銘柄:阿部勘(あべかん)

<宮城のパワースポットゆかりの蔵>
地元塩釜の人々から「しおがまさま」と称され、崇め奉られている「塩竈神社」。ここに御神酒御用酒屋として酒造株を伊達藩に命じられ酒造りを開始したのが、彼らのお酒造りのスタートです。時は1716年、享保元年の出来事。それまでは古くより塩竈神社のふもとに門を構え、商店を営んでいました。2016年には300年という節目を迎えた歴史ある酒蔵です。

<食事を引き立てる酒質を目指して>
ただ食事に寄り添う酒質では無く、食事を引き立たせる事が出来るお酒造りを目指します。そのためにも酒質は米の旨味がありながら後切れが良い、そんな味わいがここの蔵元の特徴です。時代の変遷と共に変化してきたお酒の味わい。2012年からは『阿部勘』という銘柄に一本化し、県内産米90%(県外産米は大吟醸の山田錦のみ)というこだわりを持ち、地元宮城の「蔵の華」・「ヒトメボレ」・「ササニシキ」・「マナムスメ」・「亀の尾」・「ひより」を用いて、お米の違いによる個性豊かなお酒を生み出します。