十四代で知られる高木酒造が開発した希少な酒米「酒未来」で醸された純米吟醸酒です。
柔らかな口当たりで、口に含むと甘味と酸の絶妙なバランスを感じます。キレも良く、後味はシャープ。価格を超える旨酒です!
【福禄寿酒造】
秋田県南秋田郡五城目町にある、1688年(元禄元年)創業の蔵です。その昔、ビールなども配達する地元の造り酒屋だった福禄寿酒造さん。 しかし経営は困窮を極め、起死回生を図るために日本酒1本でやっていく事を決意。出品酒を意識しながら食の大規模なマーケットである東京でも通用するお酒を目指しました。
そこで生まれた純米酒ブランドが「白いお米と水から成る一番うまい酒」という意味の「一白水成」です。
酒米は約6年前に地元農家さん10名(現在9名)と発足した「五城目町酒米研究会」が栽培。農家に教える農家である9名のプロによって秋田酒こまち、美郷錦、美山錦、吟の精、計4種類の酒米を栽培しています。
蔵の敷地から湧き出ている中硬水の地下水を仕込水として使用している事で、お酒にキレがありながらも甘味・旨味が表現され、また麹造りの際もあえて麹米に少し水分を残し苦味が出るのを抑えているそうです。 目指す酒質は「米の旨味を十二分に発揮した日本酒造り」、「甘みと旨みのバランス、そこへキレを感じさせる酸味」。 この蔵が醸す味わいは、年々進化すると同時に人気が高まっています。