
丸藤葡萄酒工業
所在地:山梨県甲州市勝沼町藤井780
設立 :1890年(明治23年)

<「R」が光るルバイヤート>
オーナー大村春夫氏は髭をたくわえた素敵なオーラを持つジェントルマン。1990年代、IMADEYAの日本ワイン販売はこのワイナリーから始まります。圧倒的に外国のワインが市場を占めていた当時、山梨を代表する甲州種のワインは甘口ばかりでした。ルバイヤートでは「甲州シュールリー」というスッキリとした辛口タイプのワインを造っており、白身魚などとも相性の良い日本ワイン!と目先が変わった事を覚えています。

<大切に管理されたぶどう畑>
当時訪問した時に「ここにヨーロッパ品種を植えるんだ。」と畑を案内してくださった大村さんの姿が蘇ります。シャルドネ、カベルネソーヴィニョン、メルローなど今はたくさん見られる品種が、当時はひとつの挑戦だったのです。

<ちょっとだけお手伝い>
収穫したぶどうは状態の良いうちに仕込まなくてはなりません。刻一刻と鮮度が落ちていく中一気に作業を進めます。ぶどうの入荷に出くわした我々。美味しいワインのためなら何をさておきお手伝い。丸藤さんのスタッフさんと一緒に汗だくになってぶどうを運ばせていただきました。これがまたワインがかわいく思える道なのです。