Kisvin Winery(キスヴィンワイナリー)

山梨県 甲州市でプロの栽培家チームが立ち上げたワイナリー。
Kisvin(キスヴィン)という名前には、太陽、栽培する人、醸造する人、飲む人、それぞれの人にワインを楽しんでほしいという願いが込められ、「畑にこだわる。ブドウにこだわる。妥協しないワインづくり。」を行っています。

代表を務めるのは山梨県甲州市にある葡萄農家の3代目「荻原康弘氏」
2001年に荻原氏が家業を継ぎ、父の代まで行われていた生食用葡萄の栽培ではなく、醸造用葡萄の栽培に着目したことからワイナリーの歴史は始まります。

2005年、「荻原康弘氏」、池川総合ブドウ園の「池川仁氏」、植物生理学の研究者の「西岡一洋氏」らと共に醸造用葡萄の勉強会グループ「Team Kisvin」設立。
他社のワイナリーに高品質な醸造用葡萄の販売を行いますが、自分たちで育てた葡萄は、自分たちでワインにしたいという想いから2013年にKisvin Wineryを立ち上げました。

Kisvinに欠かせない存在のひとり熱い信念を持つ醸造家「斎藤まゆ氏」
彼女がTeam Kisvinに加入したのは2008年頃。もともと外国語を学ぶのが好きで、海外での生活にも興味を持っていたため、15歳でアメリカ/テネシー州にある日本の大学の付属高校に進学。

斎藤氏がワインの世界に進む大きな転機を迎えたのは大学2年生の夏休みのことでした。
大学の講師、他の学生達と共に出かけたフランス旅の中で、ボルドーのとある老夫婦が経営する小さなシャトーに立ち寄り、彼らにワインを振る舞われながら穏やかな時間を過ごした際、彼らの生き方に大きな感銘を受け、それをきっかけにワインの世界に歩み始めます。

フランスを巡る旅から帰った斎藤氏は、ボルドーで迎えてくれた老夫婦のように旅人を受け入れられる人になるために、美味しい日本ワインを自分で造りたいと考えました。
日本でワイン造りを行うのであれば、いわゆる新世界と呼ばれる地域にヒントがあると考え、カリフォルニアへの留学を決意。留学先の大学では、卒業生の中で一人だけワイナリーのアシスタントとして、1年間学校に残ることが出来るという狭き門を目標に努力を続け、5年目を迎えた頃に、ワイナリーの専任スタッフからアシスタントにならないかと見事に声をかけられます。

最高のチームが誕生、Kisvinの名は世界へ
荻原氏との出会いも在学中のこと。荻原氏からTeam Kisvinへ入らないかと声をかけられ、帰国後にチームの一員として加入します。こうして、葡萄に深い愛を注ぐ栽培家「荻原康弘氏」、熱い信念と才能を持つ醸造家「斎藤まゆ氏」という最高のチームが誕生しました。
KisvinWineryはひたむきにワイン造りを続け、2017年に都内で行われたイベントに出席していた、マスター・オブ・ワインのジェラール・バッセ氏が、キスヴィン シャルドネ 2014を飲み、大絶賛。ジェラール氏は自身のSNSでもキスヴィンを紹介し、その名が世界へ知れ渡ることとなりました。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でKisvin Winery が紹介されました。
4月20日(火)午後10時30分放送「笑顔をうつす、ひとしずく~ワイン醸造家・斎藤まゆ~」
※大反響のため、現在欠品状態が続いております。申し訳ございません。
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