
勝沼醸造
所在地:山梨県甲州市勝沼町下岩崎371
設立 :1937年(昭和12年)

<甲州本来の魅力の追求>
勝沼醸造は、1937年の創業以来勝沼に根差し、地元の契約農家のブドウを使ってワイン造りを行っています。今でこそ甲州ワインは様々なバリエーションがありますが、勝沼醸造は早くから甲州の可能性を追求し、どうすれば甲州の魅力を一番引き出せるのかの試行錯誤を繰り返してきた甲州ワインのパイオニアといえる存在。それぞれの農家さんや畑の個性を大切にし、農家さんの名前を関したシリーズや、その土地の名前を付けたワインもあります。その中でもワイナリーのトップキュヴェである伊勢原地区の甲州から造られた「アルガブランカ・イセハラ」は、なぜかワインにするとグレープフルーツのような香りがあり、正にこの畑からしか造ることのできないワインです。

<勝沼のワインの未来を造る3兄弟>
現在ワイナリーには、創業家の有賀家の3兄弟である裕剛さん、淳さん、翔さんが戻り、裕剛さんが醸造、淳さんが営業、翔さんが栽培と、それぞれの役割を持ってワイナリーを引っ張って行っています。ブドウ農家さんからの信頼も厚く、勝沼を代表するワイナリーである勝沼醸造の未来は彼ら3人が作っていくことでしょう。