-非日常を楽しむ唯一のお酒-
「GEM by moto」でお馴染みの千葉麻里絵氏が花巴とコラボした日本酒が登場。
花巴が長らく行ってき樽酒『樽丸』の新シリーズでございます。
『いかに非日常を楽しめるお酒にするか』という観点から、
ラベルには蔵のある奈良県吉野伝統の漉き和紙を使用し、イラストは画家の寺田克也氏によって描かれております。
また、奈良県吉野郡は歴史的に林業が盛んな地域もあります。
日本酒づくり使われる樽や桶にも使用され、発展してきました。
そもそも『樽丸』とは、江戸時代に灘から江戸に日本酒が樽廻船で運ばれる際の、吉田杉で作られた樽側板を丸く束ねたものから来ています。
美吉野醸造が樽丸をはじめたきっかけは、『伝統となってしまった樽文化を、樽酒として日常で樽を消費させることができれば、醸造が林と共に歩んで行くためにはよい事なのでは』という想いであったと言います。
樽ができるまでの過程には、森・元気を管理する人、販売する人、加工する人などがおり、様々な人の目利きと技術によりその安定した品質が保たれています。
そうして樽の質が安定しているからこそ、『樽丸』の味わいも安定するのです。
こうした観点から酒造りは第一次産業の延長線上にあると考えられています。
吉野杉の樽を定期的に使い続ける、つまり吉野杉の樽を新しく生み出し続けることが、酒造り、林業、そして吉野の地を守り発展させていくことに繋がるのです。
当時から現代まで営みとして数百年続いている奇跡。
そして、その杉の香りは季節によっても、また樽に入れる日本酒によってもうつろいでいきます。
『日本酒の普遍的な本質とは、どうしようもないところにも合わせていこうよ生きていく中で を受け入れや自然と歴史、ひとへの感謝なのではないでしょうか?』と千葉麻里絵氏は語ります。
日本酒と、林業。
これからも共に歩んでいけますように、願いを込めて。
新しくなった樽丸シリーズは、文化を嗜むことの一環として愉しみたい、そんな日本酒です。
【以下、千葉麻里絵氏オリジナルテイスティングコメント】
・山廃
樽丸のスタンダード。
しっとりじっくりと向き合って飲む旨口タイプ。
お酒の味わいがシンプルなので吉野杉をダイレクトに感じられます。
和食との相性が良いです。
・水もと
旨味と酸味が共存する、酒の肴が欲しくなるお酒です。
カレーやスパイス料理とよく合います。
・水もと×水もと
千葉麻里絵と花巴のコラボ酒。
今回が初リリースとなります。
味わいの多彩なグラデーションで、初めて飲む方も驚きを感じる「旨味爆弾」のようなのけぞる美味しさ。
どんなおつまみも魅力します。
-寺田克也氏プロフィール-
岡山県玉野市うまれ。
マンガを中心にゲーム、映画のキャラクター・デザインワーク、出版でのイラスト仕事とライブドローイングを含めた展示活動を軸として活動中。
アジアと西洋を繋ぐ画風、フルカラーマンガ「西遊奇伝・大猿王」、劇場用映画「Blood: The last vampire」などの仕事て゛国内外に支持を集めた。近著にマーカードローイングを編んだ画集「寺田克也原寸」、ラクガキスケッチ集「SKETCH」(いずれもPIE INTERNATIONAL)がある。
-千葉麻里絵氏プロフィール-
恵比寿『GEM by moto』の店主でありながら、日本全国の蔵元と共にオリジナル商品の開発なども行う日本酒のスペシャリスト。
日本酒の徹底した温度管理に加え、科学的なアプローチから生み出す新鮮かつ独創的な絶品ペアリングが大人気。
世界に日本酒を発信し続け、まさに日本酒界をリードしている一人です。
オンラインサロン
「まりえ実験室」も人気。