奈良の自社田・契約栽培米「山田錦」と吉野杉の「木桶」を用い、酒の神が宿るとされる三輪山の麓で、「菩提もと」という最古の清酒醸造手法によって造られた神秘的なお酒。
滑らかな飲み口、力強さと厚みのある味わい、複雑味と香りが絶妙な調和を醸し出す逸品です。
第5段のこちらは、タンニン感を感じられ咀嚼して飲みたくなる味わいです。<
超自然派の菩提もと造りゆえの、ロットによる味わいの違いをぜひお楽しみください。
【今西酒造】
酒造り発祥の地、酒の聖地といわれている、奈良県桜井市の三輪にある酒蔵です。
近くには大神神社の御神体である三輪山があります。古来から「三諸山」と呼ばれ、「うま酒みむろの山」と称されます。「みむろ(実醪)」、すなわち「酒のもと」の意味で、 酒の神様としての信仰からの呼び名です。また大神神社は杉玉の発祥でもあり、杉に神が宿るとされています。
そして三輪には「活日神社」という神社があります。実在した最古の杜氏といわれる「高橋活日命」(たかはしいくひのみこと)が祀られており、全国の杜氏や蔵人が信仰しています。
こうした酒造りと深い三輪の地にて350年以上現存している唯一の蔵が今西酒造さんです。
仕込水は御神体「三輪山」の、霊験あらたかな伏流水。やや軟水のやわらかな口当たりです。使用しているお米も三輪の地で契約栽培しているお米で、主に山田錦と奈良県唯一の酒造好適米、露葉風を使用しています。
仕込みも、ひと手間ふた手間をかけて丁寧に。洗米から小分けに行うなど効率よりも一つ一つの工程でいかにこだわるかという、徹底して品質を重視した仕込みが行われています。
「みむろ杉 ろまんシリーズ」とは、「三諸杉」の限定流通シリーズ。「穏やかな香りとフレッシュでお米の旨味が広がるキレイなお酒」をコンセプトに造られています。