2021年「ふかまり」はより「深まり」に。
永山本家酒造場では、毎年10月1日「日本酒の日」に特別純米「ふかまり」(ひやおろし)をリリースしています。
夏を越して彼岸を迎え気候が落ち着いてきた頃が本来の日本酒の飲み頃では。と仰るのは蔵元の永山さん。
搾った直後は成分の不安定さにより味の荒さが出ます。3~4ヶ月熟成させることでアルコールと水が本来の結合をし、まろやかさが引き出されます。タンパク質が安定したアミノ酸に変わり旨味と変化します。その結果、秋頃に出荷される「冷やおろし」は滑らかでクリアな口当たりを楽しめるお酒になるのです
2021年の貴 ふかまりは、酒米を雄町に変え仕込みも生もと造りとした新しい「ふかまり」を味わっていただけます。
適度な熟成を経たお酒は丸みを帯び、1杯目は冷やでよし、2杯目は燗でよし」をコンセプトに醸されました。
ふかまりの少し黄みがかった醸成感をより味わっていただけるように、瓶が透明になりました。