ドイツ・ラインヘッセンにて17世紀からワイナリーを所有しているトゥーレ。2006年に現当主である若い兄弟がワイナリーを引き継いでからは、テロワールの研究、化学肥料や除草剤の廃止など試行錯誤を行い、瞬く間にその名をドイツ全土に轟かせました。
畑は約2000万年前に海底で形成された石灰岩土壌。ミネラル感が凝縮し、酸が高くもしっかり熟したブドウが育ちます。
2020年から酸化防止剤の使用を減らし、飲み心地の良さをさらに追求しています。
2006年に親からワイナリーを引き継いだ、ラインヘッセンのトゥーレ兄弟は、現地のメディアからも、誰もが楽しめる新しい独自なスタイルを生み出したと高い評価を受けています。
「かつてドイツでは、酸度が高いリースリングに石灰土壌は合わないと言われてきた。リースリングの場合、土壌が痩せていると最終的にギスギスした柔らかさの欠けたワインになってしまうと。しかし気候の変動とともにその常識は変わった。僕らのワインを飲んでもらえばわかるだろう。」彼らの畑がワインに与える個性は唯一無二だと語る。
2000年前は海底だった石灰土壌のブドウ畑、その粒子はとても細かくブドウの樹が吸収可能な大きさ、トゥーレの畑は40%がこの土壌でドイツ国内でも珍しいそうです。