【大注目のモダン自然派ワイン☆】
南オーストラリア州の銘醸地アデレード・ヒルズのノートンサミットにてワインを醸すデイヴィッド・ボウリー氏。
醸造家兼創設者である彼と一緒にワイナリーを営むのは妻のシャロン氏。
クリエイティブなワインが多く生まれ、エネルギーに溢れるこの地域は、
高品質なリンゴやオリーヴ、チェリーなども有名です。
冷涼な気候を持ち、理想的な土壌環境を有することから、
このアデレード・ヒルズは南オーストラリア州の中でも随一のワイン産地として広く知られています。
全てはブドウ畑から、という哲学を持ち、細心の注意を払って栽培に取り組み、全て手作業で収穫。
オーガニック農法を取り入れ、醸造面でも可能な限り人間の手を介入しない造りを徹底しています。
いい意味でさっぱりしている彼らのワインは、質のいい麻のシャツのようで
陽が気持ち良い春も、ジメッとした梅雨にも、カラッと晴れた夏の日にも
気持ちよく着れる、そんなワインです。
ワイナリー名の『VINETELOPER』にも、ボウリー氏のこだわりがたっぷり詰まっています。
VINE=ブドウ樹
NTELOPER=侵入者、出しゃばり
『規定のルールや枠の中でワイン造りを行うのではなく、更なる可能性を追求するために一歩踏み出し、
人とは違う試みを行い、多少のルールを曲げたり、たまにミスをしても、最後には素晴らしいワインを生み出す・・・』
そんな彼の想いと情熱から名付けられました。
パッと目を引くラベルのデザインは、なんとシャロン氏が手がけています。
その作成過程がとてもユニークで、ボウリー夫妻は新しいワインラベルを考える時必ず、
親しい友人たちを招いて、そのワインと合うような美味しい食事とともに
リラックスした雰囲気で長いランチを楽しみます。
そして、その素晴らしい時間と、その時に飲んだワインの印象をいくつかの単語に落とし込み、
デザインを考えていくそうです。
『Fun on the outside. Serious in the bottle.』のモットーで醸されたワインは、
まさに人々が楽しむその空間に溶け込むワイン。
一口飲めば、彼らの丁寧な造りとそこから来るきめ細かい美味しさに
うっとりすること間違いなし。
【オーストラリア火災】
2020年はアデレードヒルズの森林火災でブドウ畑が全焼やスモークティントの被害に遭いました。
ヴィンデロパーでは自社畑の95%が焼失してしまい、畑が復興されるまでに最低で5年は掛かると言われています。
今後の復興の願いも込めて応援をしたいワイナリーです。
ぜひとも皆様が、彼らが醸したワインを手に取って楽しんで頂ければ幸いです。