1980年代に、一人の日本人男性がオーストラリアの地に植えた巨峰の種。その土地を2003年にオーストラリア人夫婦が譲り受け、今ま大切に育てられてきました。
こちらは2011年収穫の巨峰を使用。開放タンクで発酵の後フレンチオーク樽とタンクで熟成させています。
口いっぱいに広がりをみせる、巨峰の深みある味わい。タンニンはスムーズで長い余韻も魅力的です。巨峰だからこそ表現できる、個性ある味わいがお楽しみ頂けます。
【巨峰ワインについて】
輸入元資料より
1980年代 、一人の日本男性によって 、この土地に巨峰種が植えられた。この頃は、まだ物種を海外へ持ち出すことが合法だったのだ。
まだブドウ品種として認められていなかった時代、いつか脚光を浴びる事信じて大切に育られた。
2003年、歳を重ねたその男性からオーストラリア人夫婦ロンとジョディ土地を譲り受けた。試行錯誤をしながらも、2004年に巨峰ワインが誕生。土地だけでなく、彼の想いもしっかりと受け継いでいる。
あの頃、誰にも知られていなかった巨峰の種はしっかりとスワンバレーの土地で受け継がれ 、今もなお、毎年大きな実を実らせている。
オーストラリアでは日本人シェフ和久田哲也氏のレストラン「Tetsuya’s」でも扱われ、香港の有名ホテル、レストランでも好評を得ている巨峰ワイン。日本ではエスクリ社の独占輸入となっている。
30年も前、日本原産ブドウである巨峰が遥か海を越えた。オーストラリアで日本人から現地の手に渡り、大切育てられ、ワインとして遂に日本へ帰っきた。一体どのような変身を遂げているか。ぜひ、日本食とのマリアージュで歴史を感じていただきたい。