やや緑がかったイエロー。ライムとミントのフレッシュでミネラルを感じる香り。
口に含むと軽やかな口当たりと軽快な酸が感じられ、フィネスと新鮮なアフターが長く続きます。食事は魚介、特に甲殻類がおすすめ。
バージュラスはシリア随一の港湾都市ラタキアから10kmほど。約3000年前からブドウ栽培の歴史を持つ地のワイナリー。
テロワールを表すため農薬や化学肥料を使わず、野生酵母で発酵させるというナチュラルな製法を採っています。
現在シリア国内は内戦状態のため、外国人の入国は禁止されています。
そこでタクシーを使い8時間かけてブドウをレバノンまで輸送。オーナーがブドウの状態を確認し、現地シリアに指示をしてブドウを栽培、ワインを醸造しています。
ここまで手間をかけてワイン造りを行う理由は2つ。
ワイナリーの標高、石灰質の土地など恵まれたテロワールがある事。
そして内戦状態が続き現地の人が国外へ逃亡する中、国内の雇用を守っていく事だそうです。