アルネイスを使用したマセラシオン。
しっかりと熟しピンク色を帯びたブドウと、酸のしっかりと残った熟成はじまりかけの黄色に色づいたブドウを合わせ、醸しに不可欠な酸をうまく残しています。
酸味、果実味、果皮の苦味がとてもバランス良く欠点のないアルネイスのオレンジワインです。
【レナート・ブガンツァ】
イタリア、ロエロとランゲの境にワイン職人レナートとエマヌエーレのブガンツァ親子はいます。
ブガンツァはランゲとロエロの中間地点、2つの地域を分けるタナロ川左岸ピオーベジ・ダルバに位置しています。
その他バルベーラ・ダスティやバローロにも畑を持ち、ピエモンテ原産の多数のぶどうを元に多くの種類のワインを造っています
ワイン造りにあたってはその土地、品種の特徴を考え抜いて最適な方法を選択。
ランゲ・ネッビオーロのような長期熟成に向くワインからラ・マトタ(バルベーラ)のような若飲みワインまで幅広いラインナップが自慢です。
1200年から土地を守ってきたファミリーと借地契約を結び40年前からぶどう栽培とワイン造りを行っています。
土地とぶどうが合っているから農薬も必要ない。
質が良いため結果としてSO2の添加を抑えても長期熟成ワインが出来あがります。
最近まで家畜を飼い、牧畜も行っていました。
この時代のピエモンテでは超レアな生産者。
樹齢50年以上の畑を守り続け、ピエモンテらしい、熟すまで時間のかかるワインを造り続けています。