審美的な紫色、熟した黒い果実に穏やかでフローラルな香り、甘くスパイシーなニュアンスで野性的な表情も見せます。
様々な品種の個性が良く引き出され、中間から余韻にかけてスミレやユーカリ、ブラックオリーブ等様々なニュアンスも感じます。
シャトー・マーシャスでは除草剤・殺虫剤は使用せず、一部の畑はビオディナミを実践。
手作業でグリーンハーベストを厳しく行い、収量はブルゴーニュ特級畑よりも少なく抑えられています。
【シャトー・マーシャス】
レバノンでは紀元前6100年に、フェニキア人によるワイン造りの歴史があったとされています。現在は主に4つのワイン産地があり、年間およそ900万本のワインが生産されています。
レバノンのブドウ畑では主に株栽培がされていますが、このマーシャスは棚栽培です。これはボルドーでワイン造りを学んだ、シリア人の父とレバノン人の母を持つサーデファミリーの兄弟、KarimとSandroがフランスのテクニックを取り入れたいとしたからです。