濁りと緑色がかった黄色い色調にところどころシルバーに輝く液面。
林檎のアロマにライムの皮とレモングラスの香りがうっすらと感じ取れる。今すぐに飲んでも十分に楽しめる味わい。亜硫酸は無添加。
土地:この完成度の高い自然派微発泡ワインはRied PfaffenbergとRied Koeglで栽培収穫されたリースリングを使用している。
アルコール発酵の終了間際のマストは糖度を残した状態でボトリングされ、瓶内二次発酵によりCO2が発生する。そして瓶内に封じ込められたガスとワインが混ざり合い、最終的には上質なスパークリングワインに仕上がる。デゴルジュマン(澱抜き)は行われず、残留する澱の影響で濁った色調となっている。
英訳すると“Cloud for two”という意味の このペティアンはデキャンタをしても、またはデキャンタをせずに濁り感やまろやかなテクスチャーを感じながら美味く楽しんで頂ける。
醸造:10月10日に手摘みによる収穫、4時間醸した後に全房で圧搾。36時間かけて沈殿物とマストを分離させる。ステンレスタンクにて3.5週間発酵させた後に瓶詰め。クリスマスまで瓶内で発酵を継続させる。瓶内に残った細かな澱と共に2018年6月まで熟成させた後にリリースされる。