西ジョージアを代表する有望なブドウ品種「ツォリコウリ」で造られた白ワイン。
ジョージア中西部、イメレティ地方バグダティ地区に位置するワイナリー。ブドウ畑はマラニから数分の場所に所有し、自然農法を採用した無農薬での栽培、収穫は手摘みで行われます。
7ヶ月のクヴェヴリでの熟成。火打ち石、ナッツ、柑橘の苦味と酸味、エキスが伸びやかなワイン。引き締まった酸味が特徴的です。
【ジョージア専門インポーター DaiSu Wine】
ジョージアワインの魅力に魅せられて現地に移住してしまった、Daisu Wineの泉谷大輔氏。その中で産地の特性やクラフトワイナリーの多様さに魅力を感じ、日本への輸出をスタートさせました。「初めて本物の"クヴェヴリワイン"(ブドウの果皮や種を全て一緒に土中に埋められたクヴェヴリで発酵させるワイン)を口にした時に感じた、ワインから伝わるエネルギーや衝撃に感動した事を今でも鮮明に覚えています。」
遡る事8000年前、古代の土器と共にその中に封印されたブドウの残骸が発見され、「世界最古のワインの発祥地」として証明されたジョージア。その歴史ある伝統的なワイン醸造の手法が2013年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に正式に登録されました。
紀元前6000年頃、ジョージアのコーカサス山脈から黒海にかけての地域でワインが醸されていた事が、様々な考古学者の研究や分析、そして発掘されたクヴェヴリの中から現れたブドウの種子、ワイン醸造により付着したとされる発酵成分の発見により裏付けられました。
また、「wine」の語源はジョージア語の「ghvino(グヴィノ)」にあると言われ、ジョージア文字はブドウのつるから連想して造られたと言われていることから、ジョージアは「ワイン発祥の地」と言われています。