お手頃価格で楽しめるナチュラル日本ワイン
山形県上山市にあるタケダワイナリーは、1920年(大正9年)からワインを造っている歴史あるワイナリー。
現当主の岸平典子さんは5代目となります。
日本ワインの中で高い品質を誇りながらも価格はリーズナブルなのでファンが多く、他の造り手からも一目置かれる存在。
特に酸化防止剤を使用せずに造る「サンスフル」シリーズは、毎年必ず完売してしまうほどです。
この「タケダワイナリー ブラン」は、タケダワイナリーのスタンダードキュヴェ。
協力農家としっかり連携をとりながら、山形県では生食用として多く栽培されているデラウェアとマスカット・ベーリーAを大切な位置付けとし、スタンダードキュヴェながら毎年新しいアプローチを試みながらワイン造りを続けています。
2021年は良質で濃縮感のある果実が穫れたことから、「2021年の山形を表す一番美味しい白ワイン」を目指し、例年よりもマスカット・ベーリーAの比率を増やしました。
デラウェア60%、マスカット・ベーリーA40%を使用した2021年のブランは、1,000円台のワインとは思えないほどの素晴らしい出来栄えです。
デラウェアらしい綿あめのような優しく甘い香りとオレンジのような酸のある香り、味わいもそれに続いていきますが、マスカット・ベーリーAによる厚みがしっかりとあり、余韻にはのほかに渋みも感じます。
リーズナブルでありながらワイン好きにも、日本酒好きにも納得してもらえる1本です。
ぜひ一度お試し下さい♪