酸化防止剤を一切使用せず、濾過もせずに生詰めで作られた微発泡の汲み出しワイン。
澱が残っているため葡萄本来の複雑味や果実味や酵母の香りが豊かで、わずかな炭酸ガスが心地よく感じられます。
飲み疲れしない優しい口当たりとクラフトビールのような酵母の香りが心地よい辛口です。
料理を選ばず何にでも気軽に合わせて頂けます。
【ワイナリーの特徴】
京都府のほぼ中央、分水嶺を超えた日本海側・京丹波町の標高180メートルの地にあります。
内陸の気候のため1日の寒暖差が大きく、国内でもトップクラスです。
夏も熱帯夜がほとんどありません。
また夏は暑く、冬は寒い四季のはっきりした気候です。
自社農園は4か所に分かれており合計6ha。土壌は褐色森林土、黒ボク土など。土性は粘質が多く、一部礫や砂質のエリアもあります。
京丹波町は元々葡萄の栽培地ではなかったので、約50種類の葡萄を栽培しながら適正品種を見つけるための地道な努力を続けています。
最近では新たにタナ、ソーヴィニヨン・ブラン、サンジョベーゼなどの品種を商品化しています。
【ワイン造りへの思い】
創業者の京料理に合うワインを造りたいとのお思いを受け継ぎ、主張しすぎる事なく料理に寄り添うような優しさのあるワインで、科学的な知見に基づいたクリーンで健全なワイン造りを目指しています。