令和元年度 札幌国税局 新酒鑑評会 道産米 吟醸の部で金賞受賞をした純米大吟醸「きたしずく35%」と同じ醪のお酒です。
鑑評会出品酒との違いは搾り方で、今回はヤブタ式圧搾機で搾ったものになります。
貴重なお酒をぜひお楽しみください!
【上川大雪酒造】
厳寒期はマイナス20度にもなる、大雪山系のふもとの上川郡上川町。
豊富な天然水と広大な農地、そして年間約200万人が訪れるという「層雲峡温泉」を有しています。
上川町はスキージャンプの高梨沙羅選手や原田雅彦元選手の出身地でもあります。
上川大雪酒造の代表は塚原敏夫さん。
証券会社を退職後にフランス料理の三國清三さんが参画した川上町のレストラン「大雪森のガーデン」の運営に携わった経歴も持っています。
蔵の立ち上げのきっかけは、塚原さんが証券マン時代に知り合ったバーのマスターの実家が休眠中の三重の酒蔵であり、その方が大雪山と上川町の風景写真を見ながら言った「こんなところで日本酒を造ったらすごいのができるのになぁ」という言葉を聞いたからだそうです。
その後資金をクラウドファンディングで集め、紆余曲折がありながらも、三重の酒蔵の酒造免許を北海道に移す形で上川大雪酒造、そして一本一本を手造り小仕込みでお酒を醸す「緑丘蔵」が誕生しました。
本格醸造を開始したのは昨年10月。
杜氏を務めるのは、以前「金滴酒造」に在籍し、名実共に絶大な業界支持を誇る川端杜氏です。
ついつい飲んでしまう「飲まさる酒」を目指して醸し、原料である酒米は北海道産にこだわって『彗星』、『吟風』、『きたしずく』を使用しています。
初リリース時は即完売、また地元のふるさと納税の返礼品にも採用されるなど、北海道上川町の地方創生プロジェクトの一貫として「地元優先」「口コミ優先」の道内消費を目的とされていますが、この度、いまでやとのお取引を始めさせていただくことになりました。